メンタルヘルス・マネジメント

注意すべきリスクとは

  • 仕事のストレスが労働者の健康に与える影響は大きい。
  • 強いストレスをかかえている労働者はモチベーションや生産性が低い。
  • 「組織の競争力低下→組織の経営悪化→個人の負担増」という悪循環。
  • 仕事で要求される度合いが大きく、自由裁量の度合いが小さく、社会的支援(ソーシャルサポート)が得られえないとストレスが高くなるというストレスモデル。
  • まず注意すべきリスク:「自分で仕事のやり方が決められない」

どんなリスクがあるのか

  • 厚生労働省が労災認定について定めた「心理的負荷による精神障害の認定基準」
  • 出来事毎に心理的負荷の強度(Ⅰ→Ⅱ→Ⅲ)が示されている。
  • 出来事は6つの類型に分けられている。
  • 労働者によって受け取り方や程度、反応の出方には個人差があり、必ずしも強度が適切でない可能性もある。

ストレスの個人差

  • ストレス要因は業種、職種、職位などによって異なる。
  • 状況がストレス要因になるかどうかは、どう認知するかに規定される。
  • ストレスへの対処の方略:ストレスコーピング:情動焦点型と問題焦点型。
  • 情動焦点型:否定的な情動そのものを軽減。回避、静観、気晴らし。
  • 問題焦点型:問題解決のために環境や自分を積極的に変化。問題の明確化、情報収集、解決策の考案・実行。
  • ストレス要因はコーピング方略、問題解決能力、対人スキルなどによっても異なってくる。

 

 

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